いぼ|市川駅前いぶち皮膚科|皮膚科・小児皮膚科・アレルギー科・美容皮膚科

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いぼ

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いぼとは

俗に言う「いぼ」には複数の疾患が含まれています。臨床的には主に6つの疾患を総称して言うことが多いです(感染性いぼ3疾患+非感染性いぼ3疾患)。感染性いぼ3疾患は、ウイルス性いぼ(尋常性疣贅)尖圭コンジローマ水いぼ(伝染性軟属腫)であり、それぞれ別項で詳しく解説しています。ここでは、非感染性いぼ3疾患である、老人性いぼ(脂漏性角化症)アクロコルドン軟性線維腫について記載します。なお、アクロコルドン軟性線維腫をまとめてスキンタッグと言うこともあります。

 

老人性いぼ(脂漏性角化症)

  • 老人性いぼ(脂漏性角化症)とは:加齢に伴って生じる表皮の良性腫瘍です。紫外線の曝露が発症に関与するため、顔や頭、手背などに好発します。表面が少しざらざらとした隆起性病変で、色は薄い茶色から濃い茶色、黒色までさまざまです。
  • 老人性いぼ(脂漏性角化症)の診断:主に視診、触診、ダーモスコピー検査によって診断します。特にダーモスコピー検査は有用で、病変部をダーモスコープという拡大鏡でみることで、肉眼では見えなかった脂漏性角化症の特徴的な所見を捉えることができます。悪性黒色腫や基底細胞癌などの悪性腫瘍との鑑別にも有用です。
  • 老人性いぼ(脂漏性角化症)の治療:治療は主に、液体窒素炭酸ガスレーザーです。液体窒素は保険適応で最も一般的な治療ですが、顔などに行うと色素沈着を招くリスクが高いです。炭酸ガスレーザーは自費になりますが、外来にて簡便に施行でき、痕も目立ちにくい治療です。これは脂漏性角化症が表皮の病変のため、深く削らなくても除去できることによります。そのため当院では炭酸ガスレーザーを推奨しています。詳細は炭酸ガスレーザーをご覧ください。ダーモスコピー検査で悪性が否定できない場合には手術を行うことがあります

アクロコルドン

  • アクロコルドンとは:皮膚(表皮+真皮)が部分的に小さく突出した小型(1~3mm程度)の病変です。首や脇、股などの皮膚の擦れやすい部位に生じますが、首に好発するため、「首いぼ」とも呼ばれます。軟性線維腫の小型版と考えられます。
  • アクロコルドンの診断:診断は主に視診触診によって行います。軟性線維腫との比較において、一般的に3mm以下の病変をアクロコルドンと診断することが多いです。
  • アクロコルドンの治療:治療は主に、保険診療の液体窒素と自費診療があります。液体窒素は保険適応で最も一般的な治療ですが、首に行うと色素沈着を招くリスクが高い治療になります。当院ではアクロコルドンの自費治療として、ハサミによるカット炭酸ガスレーザーによる除去の両方を行っています。つまめる程度に出っ張っている1,2mmの小さなアクロコルドンであれば、ハサミによるカットが最もきれいに治ります3mm以上の大きさや小さくてもつまめないものは、局所麻酔をした上で、炭酸ガスレーザーを推奨しています。詳細は炭酸ガスレーザー自費料金をご覧ください。

軟性線維腫

  • 軟性線維腫とは:皮膚(表皮+真皮)が部分的に突出した病変です。脇、腹部、背中などに生じやすいです。アクロコルドンの大型版と考えられます。
  • 軟性線維腫の診断:診断は主に視診触診によって行います。アクロコルドンとの比較において、一般的に5mm以上の病変を軟性線維腫と診断することが多いです。
  • 軟性線維腫の治療:治療は主に外科的切除炭酸ガスレーザーです。外科的切除では局所麻酔を行いメスで病変部の皮膚を切開し、摘出したあと皮膚を縫合します。線状の瘢痕は残りますが、時間とともに肌になじんでいくことが多いです。詳細は日帰り手術をご覧ください。一方、炭酸ガスレーザーは縫合を行わない治療であり、大きい病変(特に1cm以上)に対しては瘢痕が目立ってしまいます。5mm前後であれば、炭酸ガスレーザーで治療することもあります。詳細は炭酸ガスレーザーをご覧ください。どちらの治療がよいかは、部位や大きさで判断しますので、お気軽にご相談ください。

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