尖圭コンジローマ|市川駅前いぶち皮膚科|皮膚科・小児皮膚科・アレルギー科・美容皮膚科

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尖圭コンジローマ

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尖圭コンジローマとは

尖圭コンジローマは、ヒトパピローマウイルス(HPV)による感染症で、外陰部や肛門周囲などにいぼ状の病変が出現するのが特徴です。主に性行為によって感染するため、性感染症の側面があります。症状は軽度で痛みやかゆみを伴わないことも多く、「そのうち治るだろう」と放置されることがあります。しかし、病変が徐々に増大・多発したり、パートナーへ感染を広げたりする可能性があるため、早期の診断と治療が重要です。

尖圭コンジローマの原因・症状

尖圭コンジローマは、主に性行為によって感染します。口や性器などの粘膜を伴う性行為によって、微細な傷から侵入し局所感染が成立します。原因となるHPVには多くの型がありますが、尖圭コンジローマの多くは低リスク型HPV6型・11型)によって引き起こされます。これらは子宮頸癌などの原因となる高リスク型とは異なりますが、再発しやすいという特徴があります。

主な症状は、陰部や肛門周囲にみられる、鶏冠状~カリフラワー状のいぼ状の隆起性病変です。男性では亀頭、包皮、陰茎、肛門周囲に、女性では外陰部、腟入口、肛門周囲などにみられます。放置すると病変が増えたり大きくなったりすることがあります。

尖圭コンジローマの検査・診断

尖圭コンジローマの診断は、問診、視診、ダーモスコピー検査によって行います。特にダーモスコピー検査は有用で、病変部をダーモスコープという拡大鏡でみることで、肉眼では見えなかった尖圭コンジローマの特徴的な所見を捉えることができます。梅毒の扁平コンジローマとの鑑別にも有用です。

尖圭コンジローマの治療

尖圭コンジローマの治療は主に、液体窒素、ベセルナ(イミキモド)クリームの外用です。

液体窒素

マイナス196℃の液体窒素を用いて、いぼを凍らせて壊死させる治療法です。尖圭コンジローマに対して最も一般的な治療法です。12週間の間隔で治療を行います。小さくて個数が少ない場合は比較的早く治ることが多いですが、大きくて多発している場合は時間がかかることが多いです(詳細は液体窒素をご覧ください)。その場合、下記のベセルナクリームと併用することもあります。

ベセルナ(イミキモド)クリーム

尖圭コンジローマに対して保険適用の外用薬です。3回(月・水・金や火・木・土など)、夜寝る前に病変部に外用し、朝起きた時に洗い流します。このお薬は、自身の免疫反応を高めて、炎症を起こさせることで、抗ウイルス効果を発揮します。したがって、外用した部位およびその周辺に、赤みや、びらん、潰瘍があらわれることがあります。赤みだけであれば外用を継続し、びらんや潰瘍が生じるようであれば中止を検討することが多いです。なお、粘膜部(尿道粘膜、膣粘膜、肛門粘膜)には使用できません。液体窒素と併用することで、治療効果が高まります。

ウイルス性疣贅(尋常性疣贅)と同様、そのままにしている時間が長ければ長いほど、治療にも時間がかかってしまいます。少しでも違和感があれば早めに受診し治療を開始することが大切です。

尖圭コンジローマで気を付けるべき生活習慣

尖圭コンジローマは再発や再感染を防ぐことが重要です。

  • 性行為について:治療が完了するまで性行為は控えましょう。
  • コンドームの使用:コンドームを正しく使用し、感染リスクを下げましょう。
  • パートナーへの対応:パートナーも症状の有無にかかわらず受診・相談することが大切です。
  • 体調管理:免疫力の低下は再発の原因となるため、十分な睡眠と体調管理を心がけましょう。

 

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