ウイルス性いぼ(尋常性疣贅)|市川駅前いぶち皮膚科|皮膚科・小児皮膚科・アレルギー科・美容皮膚科

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ウイルス性いぼ(尋常性疣贅)

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ウイルス性イボ(尋常性疣贅)とは

ウイルス性いぼは、医学的には尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)といいます。ヒトパピローマウイルス(HPV)による感染症で、主に手や足、顔などに、いぼ状の病変が出現するのが特徴です。子どもから大人まで幅広い年齢層に発症しますが、特に小児や若年者に多く見られます。痛みを伴わないことが多いですが、足の裏にできた場合は歩行時に痛みを感じることがあります。放置すると数が増えたり大きくなったりすることがあるため、早期の診断と治療が重要です。

ウイルス性いぼ(尋常性疣贅)の原因

尋常性疣贅の原因は、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染です。HPVには100種類以上の型がありますが、尋常性疣贅の原因となるのは主にHPV2型、1型、4型などです。ウイルスは、皮膚の小さな傷や目に見えない微細な傷から侵入し、表皮の基底層に感染して増殖します。皮膚が湿った状態や小さな外傷がある場合に感染しやすくなります。プールや公衆浴場など素足で歩く場所では特に感染リスクが高いため注意が必要です。また、いぼを触った手で他の部位を触ることでいぼが広がることもあるため、注意しましょう。

ウイルス性いぼ(尋常性疣贅)の症状・分類

症状によってさまざまなタイプに分かれます。代表的なものを以下に記載します。

  • 典型例:表面がざらざらとした類円形のいぼ
  • 足底疣贅:足の裏に生じるいぼ
  • 扁平疣贅:顔や腕、手に多発する、わずかに隆起する平らないぼ
  • 糸状疣贅:細長く糸状に突出したいぼ
  • 爪囲疣贅:爪の周りに生じるいぼ
  • 爪甲下疣贅:爪の下に生じるいぼ

ウイルス性いぼ(尋常性疣贅)の診断

尋常性疣贅の診断は、問診、視診、ダーモスコピー検査によって行います。特にダーモスコピー検査は有用で、ダーモスコープという拡大鏡で病変部を観察することで、肉眼では見えなかった尋常性疣贅の特徴的な所見を捉えることができます。たこ(胼胝)・うおのめ(鶏眼)との鑑別にも有用です。

ウイルス性いぼ(尋常性疣贅)の治療

尋常性疣贅の治療は、液体窒素が基本です。

液体窒素:マイナス196℃の液体窒素を用いて、いぼを凍らせて壊死させる治療法です。尋常性疣贅に対して最も一般的な治療法です。12週間の間隔で治療を行います。足の裏に生じるいぼの場合、病変部の角質がたこ(胼胝)のように厚く、カミソリで削ってから液体窒素による凍結療法を行うこともあります。いぼが小さくて個数が少ない場合は比較的早く治ることもありますが、大きくて多発している場合は時間がかかることが多いため、根気強く治療することが大切です。詳細は液体窒素をご覧ください。

なお、顔面に多発する扁平疣贅に対しては、ヨクイニンを内服することもあります。時間はかかりますが、徐々に改善していくことが多いです。

ウイルス性いぼ(尋常性疣贅)で気を付けるべき生活習慣

  • 手指衛生:患部を触った後は必ず手を洗い、他の部位への感染拡大を防ぎましょう。
  • 公共施設:公共の浴場やプール、共用のバスマットの使用は避けましょう。
  • 皮膚のケア:傷や切り傷がないか定期的に確認し、皮膚のバリア機能を保つため保湿を心がけましょう。

 

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