ピアストラブル
ピアストラブル
ピアストラブルとは、ピアスの装着によって引き起こされるさまざまな皮膚トラブルの総称です。主なものとして、ピアスケロイド、接触皮膚炎、細菌による二次感染、ピアスが皮膚に埋まり込む埋没などがあります。いずれも早期発見・早期対処が大切です。お気軽にご相談ください。
ピアスホールの傷に対する過剰な創傷治癒反応によって、線維組織が異常に増殖した状態です。ピアスホール周囲に硬いしこりが生じ、赤みや痒み、痛みを伴うことがあります。体質的にケロイドができやすい方(ケロイド体質)に起こりやすい傾向があります。治療は、ステロイドの局所注射やリザベン(トラニラスト)の内服などを行います。
ピアスに含まれる金属が原因で起こる、アレルギー性の接触皮膚炎(かぶれ)です。ピアスホール周囲の赤み、かゆみ、じくじくといった症状が現れます。治療はステロイド外用薬を使用します。
ピアスホールに細菌が侵入して起こる感染症です。患部の赤み、腫れ、痛み、膿が主な症状です。不衛生なピアッシングや、ホールが完成する前に頻繁にピアスを着け外しすることで起こりやすくなります。治療は、軽度であれば石けんによる洗浄と抗菌薬(内服・外用)で改善しますが、症状が強い場合や膿が多い場合は、局所麻酔下での切開・排膿が必要になることもあります。
ピアスのキャッチや本体が皮膚の中に埋まり込んでしまう状態です。ピアスのサイズが小さすぎる、締めすぎ、感染による腫れなどが主な原因です。治療は、局所麻酔下で小切開を行い、ピアスを取り出します。
ピアストラブルは適切な処置で改善できるものがほとんどです。一人で悩まず、まずはご相談ください。
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