陥入爪
陥入爪
陥入爪(かんにゅうそう)とは、爪の端が周囲の皮膚に食い込んだ状態のことです。巻き爪から発生することが多く、足の親指に最も多く見られます。放置すると炎症や感染を繰り返し、慢性化することがあります。日常生活における歩行時の痛みにつながるため、早めの対処が大切です。
陥入爪では、爪の端が皮膚に食い込むことで、痛み・発赤・腫脹が生じます。症状が進行すると、感染を伴い膿が排出されることがあります。さらに悪化すると、爪の周囲に肉芽組織(余分な組織)が形成され、出血しやすくなる場合があります。炎症が長引くと、靴を履いたり歩いたりするだけで強い痛みを感じるようになります。重症例では、蜂窩織炎などの感染症に進行することもあるため注意が必要です。
軽症の場合は、抗菌薬の内服・外用やステロイド外用などで改善することがあります。しかし、爪が深くまで入り込んでいる場合や肉芽組織が形成されている場合は、局所麻酔を行い、食い込んだ爪をカットする処置が必要となります。
再発予防のためには、正しい爪の切り方(爪の角を切り落とさず、指先に合わせて真っすぐに切る「スクエアカット」)を心がけることが重要です。また、テーピングによる皮膚の牽引や、足に合った靴の選択も大切です。日常的なセルフケアを継続することが、再発防止につながります。
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